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酒類販売免許の取得で広がる可能性|ぶどう農家が挑む自家製ワイン事業 ― 株式会社YAGASAKI REAL ESTATE インタビュー

  • 投稿:2025年10月08日
酒類販売免許の取得で広がる可能性|ぶどう農家が挑む自家製ワイン事業 ― 株式会社YAGASAKI REAL ESTATE インタビュー

自社農園で育てたシャインマスカットを原料に、オリジナルワインの製造・販売を始めた株式会社YAGASAKI REAL ESTATE。
不動産業から地域に根ざした新たな挑戦へと踏み出す同社は、酒類販売免許の取得を経て、ふるさと納税やインバウンド需要など、幅広い可能性を見据えています。
代表・矢崎泰幸様に、免許取得までの経緯と今後の展望についてお話を伺いました。

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こんにちは。行政書士の宮本えりです。

今回は、酒類販売免許の取得をサポートさせていただいた「株式会社YAGASAKI REAL ESTATE」代表取締役・矢崎泰幸様に、免許取得の経緯や今後の展望についてお話を伺いました。

地元でのぶどう栽培から、自家製ワインの販売へ。
ひとつの夢をかたちにするまでの道のりをご紹介します。

ご依頼者: 株式会社YAGASAKI REAL ESTATE様(40代・男性) 所在地: 東京都西東京市 背景: 家業であるぶどう園にて、農作したぶどうを使った国産ワインの製造・販売を希望。

自家栽培のぶどうをワインに!一般酒類小売業免許、通信販売酒類小売業免許取得の事例(東京都西東京市)

ご依頼者: 株式会社YAGASAKI REAL ESTATE様(40代・男性)
所在地: 東京都西東京市
背景: 家業であるぶどう園にて、農作したぶどうを使った国産ワインの製造・販売を希望。

東京都西東京市にて、家業のぶどう農園を営むY.Y様が、ぶどうを使用した国産ワインを販売するために一般酒類小売業免許および通信販売酒類小売業免許を取得した事例です。地域特産品を全国に届けるという夢を実現するため、当事務所が申請をサポートしました。

事業内容と地域とのつながり

株式会社YAGASAKI REAL ESTATEは、不動産賃貸を中心に地域に根ざした事業を展開されています。

拠点である「矢崎グレープフロント」では、コインランドリーや酸素カプセル事業など、地域の暮らしに密着したサービスを提供しながら、新たにワイン販売とぶどう加工品の販売にも取り組まれています。

「最初は不動産業だけでしたが、地域の資源を活かした事業もやりたいと思っていました。
今は自社でぶどうを育てて、そのぶどうを使ったジャムやアイス、そしてワインの製造販売を行っています。」と矢崎様。

自社農園「矢崎ぶどう園」では、シャインマスカットを中心に栽培。
現在は、ぶどうそのものの販売だけでなく、自社ブランドのワインとして商品化し、7種類ほどのオリジナルワインを製造しています。

取材当日には、黄金色に輝くぶどうと、完成したシャインマスカットワインを見せていただきました。

酒類販売免許取得への思いと不安

ワイン販売を始めるにあたり、まず必要となるのが「酒類販売免許」。
矢崎様は、最初に感じた不安をこう語ります。

「お酒を資格なしで販売すると逮捕されてしまうんです。だから、信頼できる方に頼みたいと思っていました。

最初は別の先生にお願いしていたのですが、酒販免許の経験があまりなかったので、もう少し専門の方にお願いしたいと思ったんです。」

その後、知人の紹介で当事務所にご相談いただきました。
「友人に相談したら、『お酒の免許に強い行政書士がいるから紹介しようか?』と言ってくれて。それが宮本事務所さんでした。」

専門的な知識を持つ行政書士がいることで、手続きの流れや書類の整え方など、不明点を一つずつ確認しながら進めることができたそうです。

「わからない部分も丁寧に教えてくれて、安心してお任せできました。」

行政書士への依頼に感じたこと

行政書士に手続きを依頼するというと、「敷居が高い」「専門家に頼むのは緊張する」と感じる方も少なくありません。

しかし矢崎様は、これまでに司法書士や弁護士とのやり取りの経験もあったため、抵抗はなかったとのこと。

「土地の取引などで司法書士の方と関わることが多かったので、行政書士にお願いすることにも特に抵抗はありませんでした。

ただ、一般の方は『行政書士って何をしてくれる人なの?』という印象を持たれているかもしれませんね。」

その言葉には、専門家との信頼関係を築くことの大切さと、正確な知識を持つ人に依頼する安心感がにじみます。

許可取得時の印象的な出来事

許可取得時の印象的な出来事

免許の交付を受けるため、東村山税務署を訪れたときのことが、矢崎様の中で強く印象に残っているそうです。

「宮本先生と一緒に行ったんですが、担当の方がとても丁寧な対応をしてくださって、説明も分かりやすかった。
『これからワインを売っていくんだ』という実感が湧いた瞬間でしたね。」

宮本も同行し、手続きの最終確認をしながら、担当官と三人で笑顔で話をする場面があったそうです。
「税務署の方も優しくて、あの雰囲気の中で免許を受け取れたのは良い思い出です。」と矢崎様は笑顔で振り返ります。

免許取得後に広がった新たな展開

免許取得後、矢崎様の事業には新たな広がりが見え始めています。

「自分で育てたぶどうを、自分の手でワインにして販売できるというのは、すごく面白いことだと思います。

上手くいけば地元のふるさと納税にも採用してもらえるかもしれませんし、今はそのお話も進めているところです。」

また、インバウンド需要にも注目しており、地域のホテルから「ウェルカムドリンクとして地元ワインを提供したい」という声もあるそうです。

「外国の方が『矢崎』のラベルをはがして記念に持って帰ってくれるような、そんなブランドに育てたいですね。

ラベルデザインも自分でしています。デザインにもこだわりたいんです。」

行政書士として手続きを支えた私自身も、その熱意と構想に心を動かされました。

単なる免許取得にとどまらず、地域産業と観光をつなぐ新しいビジネスモデルがここから生まれようとしています。

今後の展望

矢崎様は今後、ワイン販売だけでなく、ぶどう直売所の強化、店舗での販売、ECサイトでの展開など、多面的な事業拡大を見据えています。
「ふるさと納税やギフト展開など、地元とのつながりを軸に事業を育てていきたいです。」

最後に、宮本からもメッセージを。
「矢崎様のように、地域資源を活かして新たな事業を形にされるお客様をお手伝いできることは、私たちにとっても大きな喜びです。今後のご発展を心より楽しみにしております。」

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